投げ釣りとはどんな釣りで何が釣れるのか?

投げ釣りとは、オモリの付いた仕掛けを、その重さを利用して遠くに投げて海中の魚を狙う釣りだ。海底にいる魚を狙うのが一般的だが、使用する仕掛けによっては中層域を泳いでいる魚も狙うこともできる。釣れる魚は主に、カレイ、キス、イシモチなどだが、稀にキスなどの小魚がかかったときに、それらを補食しているヒラメやマゴチなどが食いついてくるときもある。

釣り方は非常に単純で、仕掛けにエサを付けた後に海中へと投げ込み、あとはひたすらアタリを待つのみ。後は、時折リールを巻き戻してアタリを確認すれば良い。しかし、目で見ることができない海底を狙うため、そこにターゲットの魚がいるかどうかで釣果が決まる、という難しさがある。同じ場所に通いつめれば、どの辺りに魚が多いのかを知ることもできるが、初めて行く場所で釣果をあげるには、事前にインターネットやポイントに近い釣具店でどこで何が釣れているかを調べておくと良い。

キスやカレイがターゲット

だが、クサフグ(左)やメゴチ(右)ばかり釣れてしまうこともある

また、ターゲットの魚が釣れるとの情報を得たポイントでも、釣れる時間帯と釣れない時間帯がはっきりしているほか、ほんの少し場所を変えるだけで釣れ方が変わってくる。釣れない時間が続いたり、外道(ターゲット以外の魚)が釣れ続くようなら、こまめに場所を変えてみるのも1つの方法だ。

浜辺での投げ釣り風景。時間や場所によって釣れ方が変わってくることもあるので、こまめに場所を移動して、釣れるポイントを探ろう