ネットジャパンは、再起動するだけでハードディスクを以前と同じ状態に戻す不正変更防止/情報漏洩防止ツール「Baseline Shield 8」を7日から出荷開始すると発表した。

インターネットカフェ、ホテル、学校など、不特定多数の利用者に使用されるPCの場合、入力情報や通信履歴がディスクに残存してしまう可能性やキーロガーなどのプログラムによりパスワードが盗まれてしまうというような危険性ある。

Baseline Shieldは、最初に復元したい状態をスナップショットとして保存すれば再起動をするだけで全ての変更内容を破棄し、PCの状態を元通りにできるリフレッシュソフトだ。復元はPC利用中の更新情報を破棄するだけなので、時間も通常の再起動とほとんと変わらないという。

Baseline Shieldプログラムのコンソールはパスワードで保護されており、再起動時やログオフ時に、あるいは毎時、毎日、毎週といった復元スケジュールにしたがって、設定したベースラインの状態までコンピューターを戻すことができる。

Baseline Shieldプログラムのコンソールはパスワードで保護することが可能

毎時、毎日、毎週といった復元スケジュールにしたがって、戻すことができる

また、リモート管理コンソールが付属しており、ネットワーク経由によるリモートでの一括管理が可能。

Baseline ShieldはOSより前に起動する専用のサブシステムから緊急の復元を行い、システムクラッシュを回復することができる

対応OSは、Windows Vista、Windows XP、Windows 2000で、価格は、5-25ライセンスの場合、1ライセンスあたり6,200円となっている。