■PCMark Vantage v1.0
FutureMark
http://www.futuremark.com/

次はPCMark Vantageである。こちらはあまり深入りせず、今回はOverallを示す程度にしたい。

まずOverall Score(グラフ12)であるが、これは確かにCore i7の優位性が見て取れる。ただしその優位性の大半はGame Benchに起因していることもまた良く判る。実際詳細を見てみると、Gaming TestのCPU Gamingの結果がCore i7では殆ど(Core 2の)ダブルスコアになっており、これが大きく性能の底上げをしているようだ。逆に言えば、その他の項目は確かに伸びているものもあるが、ここまで大きな差は無い。

また環境別(グラフ13)を見てみると、

  • Hyper-Threadingの有効/無効は殆ど関係なし(PCMark Vantageが4Threadを前提にしたソフトウェアなので、Hyper-Threadingを有効にして8Theadとしても効果がないのはまぁ当然ではある)。
  • SSDで恐ろしく性能が伸びる。

といったところだが、SSDについてはとりあえずまだ留保しておきたい。