日立ソフトウェアエンジニアリングは23日、情報システム管理者のPC管理を容易にし、社内で許可されていないソフトの使用を禁止することでIT全般統制を実現する「SecureOnline PC管理・監視サービス」を提供開始した。月額利用料は1社あたり3万円、およびPC1台あたり200円。

新サービスでは社内PC個々のOS、CPU、メモリ、インストールしているソフトの情報を収集し、管理台帳を自動的に作成する。また情報システム管理者が社内での使用を禁止したいソフトをリストアップすると、社員が禁止されたソフトを使おうとした場合に自動的に強制終了するとともに、いつ・どのPCで・どのソフトを使用したかを管理者に自動的に通報する。

SecureOnline PC管理・監視サービスのシステム構成図

新サービスは同社が昨年1月に提供を開始した、仮想マシン、OS、各種ミドルウェア、各種ツールからなるIT基盤および付帯する運用を提供する「SecureOnline」がベース。ユーザー企業はSecureOnlineの利用により特別な導入作業は不要であり、申し込みから3日後に社内PCの管理と監視が可能になるという。なお、SecureOnlineを新規に利用するユーザー企業は別途「VPNネットワーク接続サービス」が必要。