リアルタイムにウイルスを検出 / 隔離できる「iAntiVirus」

PC Toolsは9日 (米国時間)、Mac OS X用アンチウイルスソフト「iAntiVirus 1.1」をリリースした。動作環境はMac OS X 10.5以降、17MB以上の空きディスク容量が必要。無償版のほか、電話サポートや商業利用許可が付帯する有償版 (4,490円) が用意されている。

iAntiVirusは、システム常駐型のアンチウイルスソフト。ウイルスに感染したファイルをダウンロードしたときなど、リアルタイムにウイルスの侵入を検知 / 隔離する機能のほか、週 / 日単位など定期的にウイルスチェックを行うスケジューリング機能を装備。現時点で86種のウイルスに対応するほか、ウイルスデータベースを最新の状態に保つツール「Smart Update」が提供される。付属のアンインストーラにより、システムから安全に削除することも可能。

今回のリリースでは、スケジュール機能使用時のスキャンタイプを変更。通常モードのほか、迅速にウイルススキャンを行うクイックモードを選択できるようになった。ウイルススキャンエンジンも改良され、処理速度が向上している。ユーザビリティも向上、スキャン状況がより詳細に表示されるようになったほか、スキャン終了をDockアイコンで知らせるよう仕様が変更されている。

10月10日時点では86種のウイルス定義に対応。データベースのアップデートも可能