デルは、日本国内で出荷されたデスクトップPCにおいて、電源供給ユニットに不具合が発生したと発表した。不具合は、少量の発煙を伴い、システムが停止して起動しなくなる場合があるという。

不具合が発生したのは2003年5月から2004年8月にかけて出荷された「Dimension 2400c」6万台と、2003年5月から2004年11月にかけて出荷された「Dimension 4600c」8万7,000台の一部のモデル。少量の発煙を伴った不具合はこれまで13件発生し、デルはそのうち9件においては経済産業省および、製品評価技術基盤機構に報告している。残る4件についても、報告の準備中としている。

この不具合は、金属ケース内部のプリント基板で発生し、短時間で集結しているため、製品の安全性には問題ないとデルは発表している。

当該製品の電源供給ユニットに不具合が生じた場合は、部品を無償交換するとのこと。サポートは「デル・テクニカルウェブサイトおよび、フリーダイヤル0120-198-499(受付時間:平日9:00~17:00)にて行っている。