VAIO type F VGN-FW71DB/W

ソニーは、リーズナブルなAVノートPC「VAIO type F」をスペックアップした。特にAVに関する部分がパワーアップしており、より映像を美しく堪能できる。発売予定日は10月4日で、店頭予想価格は約23万円。そのほか、VAIO・OWNER・MADEモデルではフルHDに対応した液晶を選択することもできるようになった。

主な進化点はAVに関する部分。液晶が自然界の色を鮮やかに再現する「x.v.Collar」に対応。デジカメやデジカムで撮影した映像を、色情報を損なわずに表示することができる。また、Blu-rayドライブの書き込み速度が向上。BD-R(1層)メディアの書き込みが4倍速となった。

そのほかの進化点としては、最上位モデルの「VGN-FW70DB/W」がHDD容量が320GBにアップ。ミドルレンジモデルの「VGN-FW51B/W」はHDD容量が250GBにアップしている。

主な仕様

型番 VGN-FW71DB/W VGN-FW51B/W VGN-FW30B
CPU Core 2 Duo P8400(2.26GHz)
メモリ 2GB(最大4GB)
HDD 約320GB 約250GB 約200GB
グラフィックスチップ Mobility Radeon HD 3470
液晶 16.4型ワイド(1,600×900ドット)
光学ドライブ Blu-rayディスク DVDスーパーマルチ
インタフェース USB2.0×3、i.Link×1、ミニD-Sub15ピン×1、HDMI出力×1、メモリースティックスロット×1、メモリーカードスロット×1ほか
地デジチューナー あり×2 なし
サイズ 約384(W)×29～42(H)×261(D)mm 約384(W)×29～37(H)×261(D)mm
重量 約3.2kg 約3.1kg 約3.0kg

VAIO・OWNER・MADEモデル

VAIO・OWNER・MADEには、各種スペックの高いモデルや、オリジナルカラーモデルが登場した。また、1,920×1,080ドットのフルHD液晶を搭載した「VGN-FW91」と1,600×900ドットの液晶を搭載した「VGN-FW81」と2機種をラインナップしている。

「VGN-FW91」ならばBlu-rayディスクが描き出すフルハイビジョンの映像をそのまま映せる。また、両モデルにVAIO・OWNER・MADE限定カラーの「チタングレー」が登場。渋い大人の雰囲気を醸し出す。GPUは店頭モデルよりワンランクスペックの高い、Mobility Radeon HD 3650を採用。そのほか、より大容量のHDDを選べるなど、選択肢の幅が広がっている。

VGN-FW91のVAIO・OWNER・MADEモデルの主な選択可能スペック

CPU Core 2 Duo T9600(2.80GHz)/Core 2 Duo T9400(2.53GHz)/Core 2 Duo P8600(2.40GHz)/Core 2 Duo P8400(2.26GHz)
メモリ 4GB/2GB
HDD 500GB(4200回転)/320GB(7200回転)/250GB(7200回転)/250GB(5400回転)/160GB(5400回転)
光学ドライブ Blu-rayディスク/BD-コンボ/DVDスーパーマルチ
OS Windows Vista Business/Windows Vista Premium
TVチューナー あり/なし

VGN-FW81のVAIO・OWNER・MADEモデルの主な選択可能スペック

CPU Core 2 Duo T9600(2.80GHz)/Core 2 Duo T9400(2.53GHz)/Core 2 Duo P8600(2.40GHz)/Core 2 Duo P8400(2.26GHz)/Celeron 575(2GHz)
メモリ 4GB/2GB/1GB
HDD 400GB(4200回転)/320GB(7200回転)/250GB(7200回転)/250GB(5400回転)/160GB(5400回転)
光学ドライブ Blu-rayディスク/BD-コンボ/DVDスーパーマルチ
OS Windows Vista Business/Windows Vista Premium/Windows Vista Basic
TVチューナー あり/なし