オンラインストレージサービスの『Oosah』が、9月19日より1TBまで無料で利用できるようになった。

Oosahのストレージにアップロードできるのは、1ファイルが200MBまでのビデオファイル、50MBまでの画像、9MBまでのMP3ファイルなど、ビデオや音楽といったメディアファイルだけとなっているが、ユーザー登録するだけで1TBまで無料で利用することができ、Windows / Mac OS X / Linuxなどに対応するほか、日本語表示も可能となっている。

しかもアップロードしたファイルは、ファイルに設定されているリンクを友人に知らせることで、ファイルを共有することも可能だ。

1TBまで無料で使える「Oosah」の管理画面

さらに、YouTube / Flickr / Picasa / Facebookといったメニューもあり、Oosahにアップロードした画像や写真ファイルをそれぞれ対応するフォルダにドラッグ&ドロップするだけで、指定したサービスに簡単にファイルがアップロードできる。

Oosahは、iPhoneやiPod touchにも最適化されている。iPhoneでOosahにアクセスしてログインすると、PCでログインしたときと同じ管理画面のメニューが表示されるから、再生したいファイルの入っているフォルダに移動、ファイルをタップすれば、画像や写真ならそのまま表示してくれる。

また、表示された画像や写真を長押しすれば、iPhone本体にファイルが保存され、壁紙などに設定することもできる。

iPhoneのSafariで「Oosah」にログインすると、管理メニューが表示される

再生したいファイルを入れたフォルダに入る。画像ファイルはサムネイルで表示される

MP3やビデオファイルを指定したときは、プレーヤーが起動してファイルが再生される。Wi-Fi環境なら、ビデオファイルもコマ落ちすることなく快適に見られる。

音楽ファイルのフォルダに入ると、保存されているファイルがアイコン表示される

ファイルをタップすると、プレーヤーで再生される

画像ファイルをタップして表示させたり、スライドショーを楽しむこともできる

「Download」ボタンをタップすれば画像だけが表示されるから、長押しすればiPhoneに保存できる

Oosahを利用すれば、iPhoneの容量の問題は即座に解決する。PCで管理している音楽やビデオファイルをOosahにアップロードしておけば、いつでも好きなときにiPhoneで再生できる。上限が1TBだから、容量が足りないと悩む必要もない。

PCのメディアファイルのバックアップ先としてだけでなく、iPhoneユーザーならいまイチ押しのサービスだ。