日本マクドナルドは12日、東京・原宿竹下通り店および大阪・新梅田店の2店舗内に、「コールドデザート&カフェコーナー」を試験的に設置した。同コーナーは、マクドナルドの中でも通行人が多い店舗内の一部を活用して、1.5~2坪規模のスタンド形式の「コールドデザート&カフェコーナー」を併設するもの。マクドナルドが中南米やアジア地域など世界規模で展開している店舗モデルである。
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「コールドデザート&カフェコーナー」は通行人の多いマクドナルドの一角に1.5~2坪規模のスタンド形式で併設される |
マクドナルドが現在注力している「プレミアムローストコーヒー」や、海外で根強い人気の「フレーバーバースト」、「チョコディップコーン」等の冷たいデザート、またカプチーノやカフェラテなどカフェ類のテスト商品が販売される。プレミアムローストコーヒー(Sサイズ)が120円、フレーバーバースト(ストロベリー)が190円、カプチーノ(Sサイズ)が230円。
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海外で人気の高い「フレーバーバースト」、手前からストロベリー、コーヒー、グレープ、抹茶。各190円 |
「アイスカフェラテ」などのスペシャリティドリンクは、マックカフェブランドのテスト商品 |
マクドナルドでは2004年以降、数多くの全世界の成功事例の中から検証された施策を日本において積極的に展開し顧客拡大戦略を継続的に行っているが、同コーナーの設置もこの一環だという。今後の展開については、従来のマクドナルドビジネスとの相乗効果等を含めた包括的な検証を行った上で検討していく予定とのことだ。