NTTデータ先端技術、NTTデータ、およびテクマトリックスの3社は、Javaアプリケーション開発支援サービス「ソースコード診断」を共同開発し、NTTデータ先端技術より「ソースコード診断サービス」として9月より提供を開始する。

ソースコード診断サービスは、「Javaアプリケーション開発支援総合サービス」のメニューのひとつで、Javaアプリケーションプログラムのソースコードのチェックを代行して行うサービス。同サービスは、NTTデータの開発プロジェクトで蓄積されたソースコードチェックのノウハウから開発されたもので、NTTデータでは、Javaアプリケーションの開発プロジェクトにおいて、Parasoft製Java自動テストツール「Parasoft Jtest」によるソースコードチェックと、NTTデータ先端技術のJava有識者によるソースコードレビューを実施することで、ソースコード上の問題点を次行程に持ち越すことなく、早期行程での品質安定化が図られていた。Parasoft Jtestによるチェックが行われたのち、問題点や対応方針、修正例を示したレポートが通常3営業日以内に提供されるため、プロジェクトでのツール導入やツールの知識が不要となっている。

サービスプランは「プラン1」と「プラン2」の2種類で、プラン1ではParasoft Jtestによる自動性的解析機能をベースにコーディングルールセットの登録やルールのカスタマイズを施し、自動解析を実施して詳細な診断レポートを提供する。プラン2では、プラン1の内容にくわえ、技術者による目視チェックでツールによる解析結果を精査して診断レポートを提供する。ソースコード規模が100Ks以下の場合の標準料金は、プラン1が32万円、プラン2が45万円。