マイスペースは、同社が運営するSNS「MySpace」において、18歳未満の利用者に対する未成年者対策を大幅に強化したことを発表した。内容は、未成年者の利用を制限するのではなく、それ以上の世代からの未成年者に対するアプローチ手段を規制するというものだ。

今回の対応の主旨は下記の通り。

  • 18歳未満は検索対象外
  • 18歳未満のプロフィール、ブログは、フレンド以外閲覧不可
  • 18歳未満へのメッセージ送信はフレンド間でのみ可能
  • 18歳未満へのフレンドリクエストは、登録メールアドレスもしくは、登録されている本名を知っているユーザのみ可能

同サービスのPCサイト、モバイルサイト共に同様の対応が行われる。これにより、MySpace内での18歳未満の利用者の活動は、実質的にお互いを知っている者同士によるネットワーキングが中心となる。

さらにモバイル版については、携帯サイトを審査する第三者機関モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)の「コミュニティサイト運用管理体制認定基準」認定のための審査申請を提出した。

同社では今後も未成年者に対してサイト利用に関する教育・啓発を推進し、安心して利用できる環境整備を行っていくとしている。