日本オラクルは1日、日本BEAシステムズとの協業体制を発表した。4月29日における米オラクルの米BEAシステムズ買収完了を受けたものであり、オラクルがBEA製品の販売・サポート等に参画する。

今回の協業により、日本BEAシステムズの製品群は日本オラクルが共に窓口となり、 ユーザーへの対応を共同で行っていく。具体的には、BEAで営業/サポート/コンサルティング/エデュケーション等ユーザー対応を担う社員が順次オラクルに出向し、オラクルの対応する組織の中で既存および新規ユーザーへの対応を進めていく。BEA製品群のユーザー窓口を共同化することで、ユーザーの利便性を向上させると共にシンプルかつ効率的なオペレーションの実現を目指すという。

BEAの代表者であった志賀徹也氏は、同日付でオラクルの副社長執行役員兼システムテクノロジー営業統括本部長として、オラクルのミドルウェアおよびデータベース製品事業分野の日本における責任者に就任した。