映画美術監督・種田陽平氏

三鷹の森ジブリ美術館は7月11日、同美術館にて公開中の企画展示「小さなルーヴル美術館」展の美術監督を手がけた映画美術監督・種田陽平氏のトークイベントを開催する。同氏は第18回香港電影金像賞・最優秀美術監督賞を受賞した『不夜城 』をはじめ、『KILL BILL Vol.1 』、『THE 有頂天ホテル 』、『フラガール』など、数多くの作品で美術監督を担当したという。最新作には公開中の『ザ・マジックアワー 』や『西の魔女が死んだ』もあり、今注目の映画美術監督といわれる。

「小さなルーヴル美術館」展は2009年の5月まで同美術館で公開中

公開中の「小さなルーヴル美術館」展は、ルーヴル美術館の建物を立体造形物で再現し、縦横を40%のサイズに縮小した小さな絵画を展示した異色の展覧会。子どもたちが気軽に美術を鑑賞できるようにと、ジブリ作品でおなじみの宮崎吾朗監督が企画したとのこと。今回のトークイベントでは、種田氏が同展を制作するにあたり訪れたルーヴルへのロケハン旅行から展示が出来上がるまでの制作秘話が披露される予定。講演後には、同氏の新刊『TRIP for the FILMS』のサイン即売会も開かれるという。

なお、このトークイベントは同美術館への入館者は誰でも無料で参加できるが、入館は日時指定の予約制をとっているため注意が必要。同美術館の入場前売券はローソン店頭のLoppiでのみ予約購入できるとのこと。

イベント名 種田陽平氏トークイベント
日時 2008年7月11日 17:00より
会場 三鷹の森ジブリ美術館(東京・三鷹市) 映像展示室「土星座」