Appleは19日 (米国時間)、Webブラウザ「Safari 3.1.2 for Windows」をリリースした。動作環境はWindows XP SP2 / Vista、バイナリパッケージは同社Webサイトおよびソフトウェア・アップデート経由で入手可能。

今回のリリースは、脆弱性修復が目的のセキュリティアップデート。4件ある修正箇所のうち1件は、Safariでダウンロードしたコンテンツを保存する場所が標準値 (デスクトップ) のとき、任意のコードを実行される可能性があるというもので、Microsoftが5月31日にセキュリティアドバイザリを発表していた。

Safari 3.1.2にアップデートすると、ダウンロードしたファイルを保存するときユーザに注意を喚起するメッセージが現れるようになるほか、ダウンロードしたファイルのデフォルトの保存先が「ダウンロード」フォルダに変更される。