ビザ・インターナショナル(VISA)はこのほど、同社が大会スポンサーを務める北京オリンピックの開催を記念して実施していたフォトコンテスト「Visa ムービング・イメージ」の受賞者4名を発表した。Faster(より速く)/Higher(より高く)/Stronger(より強く)/China(中国)のテーマごとに、アジア太平洋地域のアマチュア・カメラマンから作品を募集。各テーマから1名を選出した。受賞者には賞金5,000USドルが贈られるほか、今夏開催の北京オリンピックに招待。現地で撮影した作品をもとに最終審査を行なう。

受賞した4名は次のとおり。Faster部門がHuang Ren氏(46・中国・作品名「Flying」)、Higher部門がAnindya Majumdar氏(38・インド・作品名「The Jump」)、Stronger部門がDoo Young-Surk氏(48・韓国・作品名「The Take Off」)、China部門がYang Huanmin氏(53・中国・「For a Brighter World」)。

本コンテストの審査チームはVisa経営陣のほか、アジア太平洋地域から5名のプロカメラマンで構成。マイコミジャーナルでも執筆・撮影を手がける永山昌克氏も審査員として参加した。各受賞作品と永山氏のコメントは以下のとおり。

Flying

The Jump

この写真はオリンピック選手の卵である子供たちで、北京オリンピックが近づくにつれて日々興奮が隠しきれなくなっているこの年代の子供たちの様子を表しました

鳥か動物のように空を飛ぶ。この地方では見慣れた光景かもしれませんが、都会に住む私にはふだん体験できない憧れの瞬間をとらえた写真です

The Take Off

For a Brighter World

撮影者がその場で感じたであろう迫力や感動が見る人にストレートに伝わる写真です

偶然居合わせたのか、ずっと待って撮ったのかは分かりませんが、シャッターチャンスと構図が見事に決まり、見る人の目を引き付けるユニークな写真に仕上がりました

受賞作品は、「Visa Moving Images ウェブギャラリー」で見ることができる。