リンクスインターナショナルは、80PLUS認証の350W省エネ電源を搭載したスリムタイプのAntec製MicroATX PCケース「NSK1480」を6月21日に発売する。価格はオープンだが、予想実売価格は1万8,800円前後。

縦置きにした「NSK1480」

2つのチャンバーで構成された内部

NSK1480は、高さ120mmのスリムなMicroATX PCケースで、5.25インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×2を備える。また、同梱のゴムパッド付き縦置き用スタンドを利用することで縦置き/横置きのいずれでも利用できる。

ケース内は、マザーボードチャンバーとHDDチャンバーを分離するデュアルチャンバー構造(2部構造)を採用して各チャンバーからの熱と騒音を遮断し、従来のデスクトップケースと比較してより高い静音性と冷却性能を実現しているほか、電源ユニットが直接外気を吸気するよう設計されている。また、マザーボードチャンバーに1,200RPMから2,000RPMまでの3段階のスピード調整機能を持つ80mm角のTriCoolファンを2基搭載するのにくわえ、HDDチャンバーにはマザーボードチャンバーと同じ80mm角TriCoolファンを1基搭載している。

HDDチャンバーには、HDDの振動を吸収しノイズを低減するシリコングロメットが2つ付いたHDDブラケットを搭載し、ブラケットにはハンドルが付いていて、簡単に引き出せるようになっている。また、筐体とトップパネルの接地面に密着性を高めて振動や共振を防ぐ、ノイズ防止シートとゴムグロメットを採用している。

仕様は、本体サイズが390(W)×410(D)×120(H)mm、重量は5.12kg。拡張スロットは4本。フロントポートは、USB 2.0×2、Audio-in/out×1、eSATA×1。Antec Quality 3年間保証が付属する。