エムヴィケーは、台湾のメモリメーカーGeILとの国内代理店契約の締結、併せて5月29日より同社製品の国内販売を開始することを発表した。

エムヴィケーが販売するGeIL製品第1弾は、ゲーム専用メモリ「PC2 6400 2X1GB CL5 BlackDragon」、オーバークロック&ハイスペック向けメモリ「PC2 6400 2X1GB CL4 Ultra」、バリュー向けの「PC2 6400 1GB CL5 Value」など。この3製品はいずれもPC2-6400(DDR2-800)メモリで1GB×2枚のデュアルチャネルキット。BlackDragonは8層基板を用いており、基板に描かれた龍の目が光るLEDギミックも備えている。UltraおよびValueは通常の6層基板で、Ultraはオレンジ、Valueはシルバーのアルミニウムヒートシンクを装着済み。また、Ultraは動作電圧が1.8V~2.3Vと広く、CASレイテンシが4の低レイテンシモデルとなっている。

「PC2 6400 2X1GB CL5 BlackDragon」。8層基板を用いるとともに基板に描かれた龍の目にはLEDも装備

このほか、GeIL Die-hard Burn-in Technology(DBT)を適用した製品の販売を7月より予定している。DBTとは、ハイエンドサーバなどで使用されるエージングテスト(ストレステスト)を出荷前に施すもので、DRAMメーカーで通常行われるBurn-inテストと比べてもより長時間、より過酷な環境下で行うもの。DBT適用モデルは初期不良発生率0%を目指すという高信頼なコンシューマ向け製品とされる。

低レイテンシなハイエンド向けモジュール「PC2 6400 2X1GB CL4 Ultra」

メインストリーム向けモジュール「PC2 6400 1GB CL5 Value」