スクウェア・エニックスは、推理を核に据えたミステリーアドベンチャーに同社が得意とするロールプレイングゲーム(RPG)の要素を加味した、ニンテンドーDS向けのミステリーRPG『シグマ ハーモニクス』を8月21日に発売する。価格は5,490円。

DS『シグマ ハーモニクス』は、パラレルワールドの東京を舞台に、行く手に待ち受ける数々の困難の中、「推理」を駆使して"謎"を解き、「バトル」を駆使して"道"を切り開くという、新たなゲームシステムが鍵となるタイトル。主要スタッフには、歴代の「FINAL FANTASY」シリーズを手掛けた北瀬佳範氏をはじめ、「FINAL FANTASY VII」の関連作品など数々の大ヒット作品を作り上げてきたメンバーが集結している点も注目だ。

DS『シグマ ハーモニクス』ストーリー
物語は東京区の地下にある「黒上の館」から始まる。その館にある大時計は、はるか昔より「逢魔(おうま)」と呼ばれる魔物が封印され、「音使い」と呼ばれる力を持つ、黒上一族によって護られている。一族の次期頭首である黒上シグマは、学生として平穏な日常を送っていた。しかし、刹那の後、世界は全てを失う──。

世界は廃墟と化し、逢魔が空を覆い、人々の存在が消えていた。残されたのはシグマと、「札使い」である月弓ネオンだけ。
『過去が書き換えられた』
何者かが過去を書き換えたために、世界が一変したと考えたシグマたちは、未来を取りもどすため、時を越え調査に赴く。そこで次々と繰り返される凄惨な殺人事件。見覚えの無い過去。一体世界に何が起こったのか?

真実を知るための物語が今、始まる──。

ゲームシステムは、過去にさかのぼり殺人事件の手がかりを探していく「アドベンチャー」パートとそこで集めた手がかりを元に推理を行う「推理」パート、そして、その結果が敵の強さに影響する「バトル」パートといった大きく3つに分けられる。正しい推理を行えば敵が弱まり、正しくないと敵が強くなるなど、それぞれのパートの結果が互いに影響し合うのがポイントとなる。

「アドベンチャー」パート

本作の肝となる「推理」パートでは、探索で得た数々の手がかりを碁石のようにアイテム化し、思考の盤面に配置することで答えを導き出す。その配置が正しくても間違っていても推理は完了。結果はその後に戦う敵の強さに影響する。

「推理」パート

「バトル」パートでは、「FINAL FANTASY」シリーズでおなじみのATB(アクティブ・タイム・バトル)を踏襲したシステムを採用しており、半リアルタイムの緊張感の中、「式札」と呼ぶカード群から行動方法を選んで進行していく。

「バトル」パート

ゲームタイトル SIGMA HARMONICS (シグマ ハーモニクス)
対応機種 ニンテンドーDS
ジャンル ミステリーRPG
発売予定日 2008年8月21日
価格 5,490円
CEROレーティング B (12才以上対象)
(C) 2008 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN:YUSAKU NAKAAKI