「第8回京都国際マンガ展2008」が6月1日より、京都国際マンガミュージアム(京都市中京区)にて開かれる。今年のテーマは「『時間があらへん!』守ってください、京都議定書-美しい地球に生きるV」。世界各国のプロマンガ家や世界の子供たちが描いた「ひとコママンガ(カートゥーン)」の作品を一同に展示する。開催期間は7月6日まで。

同展は、1991年の第1回以来、京都を起点として全国各地への巡回展や2000年のニューヨーク国連本部での展示など好評を博してきた。今回は地球温暖化問題がテーマのひとつに挙がる北海道洞爺湖サミット(7月)に合わせ、地球温暖化を主題に選び、プロマンガ家から次代を担う子供にまで範囲を広げて作品を募集した。

会場では、約50カ国の第一線で活躍するプロマンガ家による入選作200点と京都府・京都市の姉妹都市の子供たち(6~18歳)による環境マンガ70点を展示。地球環境への理解と展望を共有し、同時に風刺マンガの持つユーモアや個性的な絵を楽しむことができる。

同展入場料は、プロ部門大人1000円、中高生500円、小学生200円(ミュージアム入場料含む)。ジュニア部門は無料だが、別途ミュージアム入場料が必要。ミュージアム入場料は大人500円、中高生300円、小学生100円。毎週水曜日は休館。時間は10:00~20:00(入館は19:30まで)。

プロ部門金賞 マーティン ハネセット