米Netezzaは20日(米国時間)、米EMCとのOEMパートナーシップを締結し、EMCのネットワークストレージ「CLARiiON」をDWHアプライアンスに組み入れると発表した。

今回の提携は、DWH市場のさらなる拡大を目的としたもの。Netezzaは、同社のデータウェアハウス・アプライアンス「Netezza Performance Server」にEMCの「CLARiiON AX4ネットワークストレージ」を組み込み統合することで、Netezzaシステム、およびデータセンターに負荷をかけることなく、企業のデータ管理/運用に関する要求に対処するコンフィグレーションを提供するとしている。これにより、Netezzaシステムとほぼ同容量のストレージ容量が確保され、データロード、バックアップ、障害回復などの作業のためのデータステージング機能を利用できる。

Netezzaプレジデント兼COOのジム・バーム氏は次のようにコメントしている。「大容量の情報ストレージ及び情報管理の展開において高い評価を得ているEMCとのパートナーシップにより、Netezzaのデータ管理運用の自動化において機能強化を実現し、また、共同マーケティングに取り組むことで市場における我々の存在感を示すことができると考えています」