米国サンフランシスコにて6日(現地時間)より4日間にわたって開催された2008 JavaOne Conference(以下、JavaOne 2008)。最終日にはJavaの生みの親であるJames Gosling氏によるGeneral Sessionが行われた。毎年このセッションではJava関連の最新技術や興味深い導入事例、DUKE'S CHOICE AWARD受賞作品などが紹介されるのが恒例となっており、今年もJavaの持つ潜在能力を十分に実感させてくれる発表となった。紹介はGosling氏に呼ばれた各プロダクトの開発者/関係者がデモを交えて行うのだが、このデモを誰よりも楽しんでいるのがGosling氏自身ではないだろうか。

General Session前は和気あいあいとした雰囲気。来場者と気軽に写真撮影に応じるGosling氏(左)。最終日を迎えて、リラックスした表情のJonathan Schwartz CEOとRich Green氏の姿も

Thank you John Gage!

まずセッションに先立って、毎年JavaOneのホスト役を務めているJohn Gage氏に感謝のメッセージを送るビデオが流され、Gosling氏よりDukeトロフィーとオリジナルのTシャツデザインが贈られた。Gage氏は長年に渡ってJavaの普及のために尽力しており、世界中を駆け回ってSunとJava技術者の間を取り持つ役目を果たしてきた。Gage氏はもはやJavaおよびJavaOneになくてはならない存在となっておりで、今回の表彰はその貢献を讃えてのものだ。

JavaOne、そしてSun Microsystemsにとってかけがえのない存在のJohn Gage氏。来年も"Don't be shy!"を聞かせてください!!

Sunのエグゼクティブたちから金色のDukeトロフィーとオリジナルTシャツデザインを渡されるGage氏。Schwartz CEOも嬉しそう