ここでは、ガソリンに代わってクルマを走らせる電気や、化石燃料に代わる一次エネルギーなどの新エネルギーにフォーカスする。「グリーン電力」「自然エネルギー」「代替エネルギー」「再生可能エネルギー」など様々なキーワードで表現される新エネルギーの動向を、生活者目線でお届けしよう
エコプロダクツ展2008では、再生可能エネルギーのうちのひとつにも数えられる、バイオマスに取り組む企業や団体を29社集めた「バイオマス総合展2008」を展開していた。バイオマスとは動植物由来の資源のことで、いわゆる生ゴミや牛糞、下水汚泥から、農業者の廃棄物である藁や籾殻、さらには今、燃料への加工を問題視されているとうもろこしや大豆までも含む。このさまざまな「ゴミ」や作物から、エネルギーや新しい製品という「宝」を生み出そうとしている企業や団体は増えてきており、面白い取り組みをしているところもいくつか見受けられた。「カーボンニュートラル」「リサイクル」「新たな雇用の創出」「農業の活性化」など、あらゆるメリットがあるバイオマスの今を、少しのぞいてみよう。
エコプロダクツ2008では、シャープ、京セラをはじめとする太陽光発電システムメーカーが最新の製品を展示している。ここでは、各社製品の特長をはじめ、研究開発中の新技術を紹介する。
太陽光発電システムが一般に浸透したのはここ10年のこと。それだけに、どうやって導入すればよいのか、またどこで購入できるものなのかなどがよく知られていない。情報不足を突いて悪質な販売業者も横行しているという。そこで後編では、そういう業者に引っかからず、適正価格で間違いのない施工を行ってもらうための基礎知識と心がまえを、業界通の菱田剛志氏に聞いた。
誰もが気付かないうちに、石油や太陽光のようなエネルギー源になってしまう発電機器が、渋谷ハチ公前広場に登場した。路面に埋め込まれ、通行人が踏んだときに起こる振動を電気に変換する「振動力発電」を行う「発電床」は、体重60kgの人が2回足ぶみすると約0.5Wを発電する。
クリーンで無尽蔵なエネルギーを電気に変える太陽光発電システム。国の補助金制度復活が決まり、ここにきて注目度が高まっているが、設置には平均で1kWあたり70万円の費用がかかる。国の補助金は約1割にあたる7万円/kWhと見られており、気軽に導入するにはまだ高額な機器だ。環境意識だけで、すんなり購入できるものではないだろう。また、購入・設置方法などについて、不透明な面もある。そこでこの企画では、経済性を含めたメリットや失敗しない購入方法を前後編で解説していく。
郵便事業は11月25日、三菱自動車の電気自動車「i MiEV(アイ ミーブ)」1台を銀座支店に、富士重工業の「スバル プラグイン ステラ コンセプト」1台を横浜港支店に試行配備すると発表した。i MiEVを12月3日から約2ヶ月間、スバル プラグイン ステラ コンセプトを12月2日より約1年間、それぞれ営業業務用車両と集配業務用車両として使用し、走行能力等を評価する。
東急電鉄と東京電力がコラボレートするT-LINES PROJECTは26日、電気自動車に対応したガレージを備える分譲住宅「奥沢ハウス」をオープンした。11月1日から、系列の東急リバブルが登録申し込みの受付を開始する。同様の分譲住宅は伊藤忠都市開発からも発表されているが、販売開始は日本初となる。
自動車メーカー各社が10日~12日、首都高速道路が主催した環境イベント「首都高エコ・ロマンティックパーキング」にて、合計9モデルの最先端エコカーを展示、一般向け試乗会を行った。お披露目された各社の取り組みを始め、高速道路では初めて設置されたというEV(電気自動車用)の急速充電器をレポートする。