Appleは4月29日 (米国時間)、Mac OS X / Leopard向けJava実行環境のアップデータ「Java for Mac OS X 10.5 Update 1」をリリースした。動作環境はMac OS X 10.5.2以降、Intel製64ビットCPUを搭載したMacintoshコンピュータが対象。PowerPCや32ビットCPUを搭載したハードウェアはサポートされない。

今回配布が開始されたアップデータを適用することにより、Mac OS XでJava SE 6 (v1.6.0_05)の実行環境が利用可能になる。ただし、既存のJava実行環境を置き換えるものではなく、デフォルトのJava実行環境には従来どおりJ2SE 5.0 (v1.5.0_13-b05-237) が使用される。

これまでMac OS X向けのJava SE 6実行環境は、Appleから正式に提供されなかったため、FreeBSDのJava 6を移植した「SoyLatte」を使用するという状況が続いていた。なお、PowerPC搭載機および32ビットのIntel MacでJava SE 6を利用するためには、引き続きSoyLatteを選択せざるをえない。

AppleからLeopard向けJava 6実行環境が正式公開された