フラッシュバックは、Sorenson Mediaのプロ向けムービー圧縮・変換ソフトの最新版「Sorenson Squeeze 5」の販売を開始した。用途、出力フォーマットに応じて、幅広い動画の変換に対応する「Squeeze 5」と「Squeeze 5 Pro」、Flashムービーに特化した「Squeeze 5 for Flash」と「Squeeze 5 for Flash Pro」という4つのラインナップが用意されている。インタフェースは英語版となるが、2008年下半期に日本語マニュアルを配布予定。

「Sorenson Squeeze 5」のインタフェース画面

同製品はCPUコア1つあたり最大1.5ファイルの同時エンコーディングが可能で、クアッドコアプロセッサを用いれば最大6ファイルの同時処理を行えるという。ビデオ/オーディオフィルタの追加・改良、バッチ処理の使用回数無制限化といった新機能も搭載した。

「Squeeze 5」「Squeeze 5 Pro」は、H.264(MPEG-4 AVC)のほか、Flash(Spark)、MPEG-1/2/4、WMV、Real、QuickTimeなどに加え、Blu-ray VC-1コーデックも新たにサポート。また「Pro」版には、Adobe Flash 8 Videoに最適化されたOn2 VP6 Proエンコーダー、SoundSoapプラグイン、Windows Media 9エンコーダーFlip4Mac(Mac版のみ)がオプションとして収録される。

「Squeeze 5 for Flash」「Squeeze 5 for Flash Pro」は、Flashムービーのエンコードを想定して機能を絞り込んだシリーズ。「Pro」版には、On2 VP6 Proエンコーダー、SoundSoapプラグインが追加されている。

対応OSは、Windows XP/Vista、Mac OS X v10.4以降。定価は、「Squeeze 5」が7万350円、「Squeeze 5 Pro <Win>」が8万4,420円、「Squeeze 5 Pro <Mac>」が10万9,620円、「Squeeze 5 for Flash」が2万8,140円、「Squeeze 5 for Flash Pro」が4万2,210円。同社の直販サイト「フラッシュバック ストア」にてダウンロード販売となる。