動画コンテンツ検索の英Blinkxは、オンラインTVサービス「Blinkx BBTV」を開始した。同社Webサイトより専用クライアントソフトウェアをダウンロードしてTV番組を閲覧できる。番組閲覧中に関連情報にアクセスするなど、音声追跡技術と連携したインタラクティブ性を特徴とし、まったく新しいTV体験を提供するとしている。

Blinkx BBTVは、インターネット経由でTV番組を視聴できる動画コンテンツ配信サービス。専用のクライアントソフトウェア(1.8MB)をダウンロードして利用できる。ソフトウェアのダウンロードや利用は無料で、現時点では広告なしでの配信となっている。対応OSは、「Windows 2000」「Windows XP」「Windows Vista」。

PtoPストリーミング配信技術と同社が特許を取得している音声/ビジュアル認識技術を利用した。現在、動画サイトで配信されているコンテンツは短く、アマチュアが作成したものが多いが、同サービスはコンテンツパートナーと提携、プロが作成した高品質の番組をTVレベルの画質で提供するとしている。PtoPを利用することで、高速かつ効率的にコンテンツを配信できるという。Webブラウザを用いない点も特徴で、フル画面で楽しめるという。コンテンツ保護には、「Microsoft DRM」を利用した。

シンプルなインタフェース、インタラクティブ性も差別化という。同社が動画検索に用いている技術により、番組閲覧中に音声セリフを自動でテキスト表示できる。これを利用して特定のキーワードに基づき検索し、その場面に移動するなどのことができるという。この自動テキスト表示機能を利用して、番組の出演者、背景で使われている音楽、撮影場所などの関連追加情報を表示することもできる。

配信にインターネットを利用することで、通常のWebサイトと同様にWikipedia、Google、映画データベースのIMDB(Internet Movie Database)、エンタテインメント関連ニュースサイトなどのWeb上の情報と自動でリンクが可能となった。TVコンテンツの閲覧に新しい要素を加えられるという。

Blinkxは約250のコンテンツパートナーと提携しており、今後、パートナーをさらに拡大する。7日には、ドイツの国際TV放送局、Deutsche Welleとの提携を発表している。