17日に発売される「F1100」

Windows Mobile搭載スマートフォンの情報サイト「WindowsケータイFAN」と、モバイル機器の話題を中心としたブログ「Kzou's Diary (^^ゞ」は7日、NTTドコモが17日に発売する予定のFOMAスマートフォン「F1100」(富士通製)について、一般ブロガーを対象にした内覧会を開催した。Windows Mobileに関連したブロガー向けイベントとしては、昨年末に開催された"Bloggers Night"に続くものとなる。

F1100はWindows Mobile 6 Standardを搭載したスマートフォンで、タッチパネルは持たず、一般のスライド型携帯電話と同じスタイルを採用している。会場には15台あまりの評価機が用意され、実際に手にとって触れられるだけでなく、microSDカードを持参すればソフトウェアの動作確認やスクリーンショットの持ち帰りも可能となっていた。参加者は使用感のほか、F1100に搭載された独自機能、Bluetooth接続の周辺機器の対応状況なども確かめていた。

多数の評価機が設置され、手にとってじっくりと試すことができた

NTTドコモ プロダクト&サービス本部 ユビキタスサービス部サービス支援担当の保坂一氏。FOMA初のスマートフォン「M1000」のときも販売促進に携わったという

この日はNTTドコモ、富士通などから商品企画や販売促進の担当者らが出席し、F1100の詳細を解説した。商品の企画意図を説明したNTTドコモ プロダクト&サービス本部 ユビキタスサービス部サービス支援担当の保坂一氏は、ほとんどの人がを携帯電話を持ち加入件数が1億を超えた今、移動体通信市場は飽和を迎えつつある、としながらも、スマートフォンについては今後も拡大の可能性があると指摘。オープンなインターネットサービスの利用、PCや他システムとの連携、ソフトウェアの自由な追加によるカスタマイズといった、905i/705iシリーズなどのスタンダード機種だけではカバーできない需要に対する補完的な役割を果たしていくと述べた。法人向けには、Windows CEベースのPDAで行っていた業務をスマートフォン上に移行させることで使い勝手が向上するというメリットもあり、この目的でのニーズも大きい。

その上で、F1100では従来のスマートフォンがはらんでいた「重い、サイズが大きくかさばる」「動作や通信速度が遅い」「電話機としては使いにくい」といった課題を克服することを基本的な開発方針にしたと説明。これまでにもドコモは「M1000」「htc Z」「BlackBerry 8707h」といった法人向けスマートフォンを発売してきたが、それらが「PC的な使い方」を目指していたのに比べると、F1100はWindows Mobile機でありながら、明確に「ケータイ的な使い方」を志向したのが特徴といえる。

日本では2003~2005年前後に"PDA冬の時代"を迎えたが、W-ZERO3の登場以降スマートフォンによってこの市場が拡大に転じた

従来ドコモが発売してきた機種に比べると、F1100はスマートフォンでありながら「ケータイ的な使い方」を志向する

iモード網には接続できないので、iモード用のパケット定額サービス「パケ・ホーダイ」は利用できないが、M1000やhtc Zと同様に月額5,985円で端末上からのパケット通信が定額(PC等を接続しての通信は対象外)になる「Biz・ホーダイ」が利用できる。保坂氏はF1100、そしてHTC製のスマートフォン第2弾「HT1100」を投入にするのにあわせる形で、Biz・ホーダイが最大3カ月程度半額になるキャンペーンの実施を検討していることも明らかにした。

パケット定額サービス「Biz・ホーダイ」に対応する。7月31日までに利用を開始すると最大3カ月間、半額にあたる2,992円をキャッシュバックするキャンペーンが適用される