HDEはブラウザベースで複数台のサーバを集中管理可能な監視ソフトの最新版「HDE Center 4.5」を26日より発売すると発表した。Windows、Red Hat、CentOS、Turbolinux、Fedora Core、Miracle Linux、Solarisなどに対応しており、今回の機能追加により全部で44種類のサーバOSを管理できる。

「HDE Center」はシンプルなインタフェースでブラウザから直感的に操作、設定が可能であり、サーバ管理スキルの高くない管理者でも利用可能という。 エージェント方式により、障害発生時の障害検知に加えて、事前に指定した任意のスクリプトをエージェントで自動的に実行可能。障害発生時にサービスの再起動などを実行させることで、障害の自動復旧もできる。SNMPを使用しないHTTPベースの通信方式の採用でインターネット経由での監視を実現し、複数台で構成されるインターネットシステムや複数の拠点にあるサーバの監視が可能だ。

新製品の主な強化点は以下の通り。

  • レポート機能の強化

    サーバステータスの年間/月間レポートに加え、週間レポートの生成が可能。

  • 最新のOSに対応

    Red Hat Enterprise Linux 5 Server、CentOS 5.xに対応。監視対象となるOSはRed Hat Enterprise Linux 5 Server、CentOS 5.xのi386版とともにx86 64ビット版も管理可能。対応OSおよびディストリビューションは44種類となった。

選択対象のパフォーマンス状況

監視サービスの追加画面

ソフトウェア配信状況確認画面

週間レポートのダウンロード画面

価格は以下の通りで、全国のパートナー、ソフトウェア販売代理店経由で販売される。

「HDE Center 4.5」基本パック 3ノード: 40万3,200円(税込)
「HDE Center 4.5」追加1ノードライセンス: 12万7,680円(税込)

なお基本パック3ノードには、マネージャーソフトウェア1ライセンスとエージェントソフトウェア3ノードライセンスが含まれている。