米Pyramid Researchは、携帯電話ユーザーのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)利用状況などを調査した最新レポート「Social Networking Goes Mobile」を発表した。

同レポートによれば、世界で現在SNSを利用しているアクティブユーザー数は約5億3,000万人。その大半がPCからの利用だが、2010年には約3億人が、携帯電話からSNSを利用するようになるという。しかも、その数は急速に増加を続け、2012年には9億5,000万人を突破すると予測されている。

世界中の全携帯電話ユーザー数に占める、携帯電話からのSNS利用者の割合は、2012年でも依然として約18%と、さらなる成長の余地も残しているようだ。携帯電話キャリアとSNS運営企業の双方にとって、広告収入やデータ通信利用料の大幅増などのメリットも期待できるという。