チームラボは25日、世界の60以上の動画共有サイトから動画を検索・視聴できる「サグールテレビ」を公開した。ブログの書き込み等から評判情報を検索用メタデータとして収集する方法により、タグやタイトル以外での検索が難しかった動画の検索ができるサービスだ。

検索結果は、独自の"オモロジック"によりオモロいと評価した順に表示する。これは「より主観的な興味が強く注がれている」動画を順位付けするものだが、どの部分をどのような基準で評価の対象にしているかは同社の企業秘密。

検索結果画面。右カラム上部で選択した動画が再生され、画面クリックで最大表示できる

似たもの動画の2次元マップ表示。オンマウスで詳細情報が表示される

同サービスのインタフェースはFlashで構築されており、プレイリストのドラッグ&ドロップ操作や、インタラクティブな2次元マップ表現など、直感的に軽快な操作が行える。また、視聴している動画に対してのレコメンドや"似たもの動画"により関連した動画を選びやすくし、続けて再生させることで、多数の動画をテレビのように流し見することができるようになっている。

サグールテレビは、経済産業省の2007年度情報大航海プロジェクトの採択事業の研究成果として開発されたもの。動画検索、レコメンド、マッピングサーチ、インタフェース等の技術について実証実験を行い、取得された行動・視聴データは 情報大航海プロジェクトの研究用途で使用される。