Photo by Richard W. Brown

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92歳でひとり暮らしをしながら創作活動を続ける絵本作家ターシャ・テューダーのすべてを公開する「ターシャ・テューダー展」が3月19日から31日まで松屋銀座で開催される。

1915年生まれのターシャは、子どもの頃に「大自然に囲まれ、創作活動をしながら手作りの生活をすること」を目標とし、56歳の時に自らデザインした18世紀風の家を建てた。彼女は今もバーモント州のその家に昔風の家具や道具を揃え日常生活のほとんどの品を自分の手で作り、創作することを心から楽しみながらひとり静かに暮らしている。

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ターシャが送るのは、ガーデニングを楽しみ、動物達に囲まれ、自然の恵みを生かしてろうそくやジャムなどを手作りする毎日。そんな日々を送りながら絵本作家として創作活動を続けている。1938年の処女作『パンプキン・ムーンシャイン』以来、60年あまりで出版された本は80冊以上におよび、美しい自然と日常生活を描いた彼女の絵本は生きる喜びに満ちた作品群として知られている。

ターシャのライフスタイルは2005年からNHKの特別番組で紹介され日本でも大きな反響を呼んでおり、それを受けて今回の展示会が企画されたもの。「ターシャ・テューダー展」ではターシャ・テューダー・ファミリーの全面的な協力のもと、初公開となる絵本原画や、彼女が特別に愛用する食器類、また彼女が日々慈しんで使っている愛用品の数々を一堂に紹介する。

展覧会名 絵本・ガーデニング・手作りの生活-夢を追い続ける幸福 ターシャ・テューダー展
会期 3月19日(水) ~ 3月31日(月)
会場 松屋銀座 8階大催場(東京都中央区銀座3-6-1)
開場時間 10時~20時(入場は閉場の30分前まで) ※最終日は17:00閉場
主催 NHKサービスセンター
入場料 一般1,000円/高大生700円/中学生以下無料