ナナオは25日、カラーマネジメント対応液晶モニタのColorEdgeシリーズに新しく22型ワイドの「ColorEdge CG222W」を投入し、3月19日より発売すると発表した。

同社では「CG222W」をエントリーモデルと位置付けながらも既存のColorEdgeシリーズと同様に色再現性に優れた液晶パネルを採用し、独自開発ICチップの演算処理による滑らかな階調表現やハードウェアキャリブレーション機能といった、上位モデルと遜色ない機能を備え、キャリブレーションソフト"ColorNavigator"も標準添付される。

「ColorEdge CG222W」。遮光フードが標準で同梱される。キャリブレーションセンサーはオプション（写真右）

CG222W は、Adobe RGBカバー率92%の広色域サポートを実現したほか、液晶画面上の輝度ムラや色度ムラを低減する"デジタルユニフォミティ補正回路"の搭載、遮光フード標準同梱など、厳密な色管理を必要とするデジタル一眼レフカメラユーザーやグラフィックデザイナーに適した特長を備えたという。

液晶パネルは最大約1677万色の表示が可能で、推奨解像度は1680×1050、視野角は水平垂直ともに178度。スタンド昇降範囲は昇降82mm、チルト上40度、スウィーベル左右35度。入力端子はHDCP対応のDVI-I 29ピン端子を2つ搭載する。価格はオープンプライスで、同社の直販サイト「EIZOダイレクト」では「CG222W」単体が13万4,400円、「CG222W」とキャリブレーションセンサーのセットが15万5,400円となっている。