和光本館のリニューアルオープンに向けての修復工事にともない、19日銀座4丁目並木通り沿いに和光並木館がオープンした。

銀座の中心である銀座4丁目の交差点に位置し、ランドマークとしても馴染み深い時計塔のある和光本館は、1932年に竣工。当初は、服部時計店(現セイコーホールディングス)の小売部門としてスタートし、1947年からは「和光」として本格的に営業を開始した。和光本館は修復する工事のため13日より一時閉館しており、修復工事期間は10カ月程度となっている。

和光並木館は地下3階~地上10階からなり、地下1階から4階はジュエリー、服飾品、室内用品の売場。5階には展覧会等を行う「和光並木ホール」、9階にはスイーツやコーヒーから食事、アルコールまで楽しめる「WAKO CAFE」、10階にはフレンチレストラン「レストラン THE WAKO」がオープンした。

また、「バレンタインデーフェア」、「ブライダルコレクション」、「2008年春夏 オーダーメード婦人服承りの会」、「春を彩る 創作ひな人形」などを企画しており、バレンタインデーフェアでは素材の相性にこだわり、ナッツやフルーツを斬新に組み合わせた バレンタインデー期間限定チョコレートを用意。またブライダルコレクションでは、ブライダルシーンに華やぎを添えるジュエリーを多彩に紹介する。2008年春夏 オーダーメード婦人服承りの会では、春夏にふさわしい明るいトーンや光を反射する新着生地を用意して、様々なデザイン・サイズのオーダーを受ける。「春を彩る 創作ひな人形」では、創作人形作家53名による古い帯地や上質の木目など凝った技法・配色・仕上げのひな人形60余点と、ひな祭りにちなんだ絵画、金工作品を出品する。