日産はGT-Rのカスタムを薦めないとのことだが、もちろんGT-Rでレースには参加する。スーパーGTのトップクラスである「GT500」にニスモから参戦予定とのことで、その車両「SUPER GT 2008」がオートサロンで公開された。フロントこそノーマルの面影を残すが、幅広の車幅と下げられた車高は別物のイメージ。さて、レースでどんな結果を残すだろうか? そのほかニスモより、2007年のスーパーGT耐久シリーズに参戦した「ENDLESS ADVAN Z」、2007年スーパーGT GT500クラスに参戦した「XANAVI NISMO Z」が出展された。

レクサスブースで異様なのは、「OPEN INTERFACE TOM'S SC430」だ。高級車イメージのレクサスだが、2006年のスーパーGTシリーズでチャンピオンに輝いている。向かいのトヨタブースには長くGT500クラスで闘い続けた「BANDAI 00 DUNLOP SC430」、2007年の十勝24時間レースで総合優勝を果たしたハイブリットレーシングマシン「DENSO SARD SUPRA HV-R」、そしてトヨタのF1マシンが展示されている。

レースのイメージの強いホンダだが、今回はF1マシンを持ち込んでおらず、レースマシンの展示は2007年のスーパー耐久ST4クラス シリーズチャンピオンの「Honda Access CIVIC」のみ。その代わりというわけではないが、無限ブースには全日本スポーツカー耐久選手権に参戦した「MUGEN COURAGE LC70」が置かれていた。

ニスモ SUPER GT 2008

ニスモ SUPER GT 2008

ニスモ ENDLESS ADVAN Z

ニスモ XANAVI NISMO Z

トヨタ自動車 OPEN INTERFACE TOM'S SC430

トヨタ自動車 BANDAI 00 DUNLOP SC430

トヨタ自動車 DENSO SARD SUPRA HV-R

トヨタ自動車 Panasonic TOYOTA Racing F1

ホンダ Honda Access CIVIC

無限 MUGEN COURAGE LC70