「月刊コミックフラッパー」(メディアファクトリー刊)で連載された人気コミック『二十面相の娘』(小原愼司原作)のTVアニメ化が決定した。2008年4月からフジテレビほかでの放送が予定されており、制作はボンズとテレコム・アニメーションフィルムが担当する。

『二十面相の娘』あらすじ
義父母に命を狙われる孤独な日々を送っていた美甘(みかも)家の令嬢・千津子(チコ)は、世紀の怪盗・二十面相にいざなわれて、未知の冒険の世界へと旅立つ。初めて触れる自由な空気、新しい仲間に囲まれ、自分の居場所を見つけたチコは、少しずつ変わっていく。"二十面相の遺産"と呼ばれる巨大な謎をめぐって起こる、数々の奇怪な事件。それにまつわる人々の哀しい思惑。チコは、それでも前に進まなくてはならなかった。その先に、さらなる数奇な運命が待ち受けていたとしても――。

『二十面相の娘』は、健気で凛とした佇まいの主人公・チコの、11歳から13歳までの"心の成長"を描いた、スピード感あふれる冒険活劇。今回のアニメ化における注目のポイントは、『鋼の錬金術師』や『獣王星』などを手掛けたボンズと『ルパン三世 カリオストロの城』や『名探偵ホームズ』といった名作を生む出したテレコム・アニメーションフィルムという2つの実力派スタジオによる初の合作であること。監督は『双恋』や『無敵看板娘』の富沢信雄、キャラクターデザインは『ウルフズレイン』や『交響詩篇エウレカセブン』で作画監督を務めた堀川耕一が担当する。なお、声優については現在のところ未定となっている。

TVアニメ『二十面相の娘』は、2008年4月よりフジテレビ深夜ほかにて放送予定。――チコを取り巻くミステリアスな運命の歯車が、いま廻り始める!

TVアニメ『二十面相の娘』制作スタッフ
原作:小原愼司/アニメーション制作:ボンズ/テレコム・アニメーションフィルム/監督:富沢信雄/シリーズ構成:土屋理敬/脚本:土屋理敬/吉田玲子/高橋ナツコ/高橋郁子/福島直浩/キャラクターデザイン:堀川耕一/総作画監督:野口寛明/美術監督:小倉宏昌/メカデザイン:友永和秀/音響監督:菊田浩巳

(C) 小原愼司・メディアファクトリー/「二十面相の娘」製作委員会