ダンロップファルケンタイヤは、ローテーション時期のわかる「サーチ・アイ」と劣化抑制剤でタイヤの性能を維持する「メインテイン・アクション」を採用した乗用車用スポーティ&コンフォートタイヤ「ファルケン ZIEX ZE912」を2008年2月1日から発売する。発売サイズは、155/65R13 73Hから275/30/R19 96Wまで全83サイズで、オープンプライス。

ファルケンZIEX ZE912

ファルケン ZIEX XE912は、タイヤ表面16カ所(片側8カ所)に、タイヤに減り具合に応じて形状が変化するサーチ・アイを設け、ローテーション時期が簡単に目視できるのが特徴。購入時にはマークは丸で、四角に変わった時に1回目のローテーション時期、四角いマークがなくなったら2回目のローテーション時期としている。

また、トレッド部を2層構造とし、リザーバートレッドに劣化抑制剤を備蓄、キャップトレッド(路面との接地面)に必要量を補充していくとで、紫外線やオゾン、酸素、屈曲などの影響でゴムが劣化していく経年変化を抑制し、タイヤの基本性能を維持できるという。そのほか、シリカ配合ゴムを採用して低温時でもウェット性能を確保したほか、高剛性構造の採用で高速スタビリティが向上したという。さらに、タイヤの外側では剛性を高め、内側では排水性を高めたリブ非対称パターンを採用する。

ローテーション時期がわかるサーチ・アイを採用する

経年劣化を抑えるメインテイン・アクション

タイヤの外側と内側でパターンを変え、ドライ性能とウェット性能の両立を図っている