NECのITプラットフォームビジョン「REAL IT PLATFORM」

NECは12月5日から7日の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)において、ITと通信ネットワーク関連の技術を広く紹介するイベント「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2007」を開催した。そのなかで「テクノロジ&イノベーションの追求~人と地球に優しいITプラットフォーム~」と題した講演が行われた。

ユビキタス社会の実現に伴い、発熱抑制、省電力、省スペースなどIT環境に関する新たな課題がますます深刻化する昨今。NECは2006年にITプラットフォームビジョンとして"REAL IT PLATFORM"を提唱。プラットフォームにおける"柔軟"、"安心"、"快適"を実現するテクノロジの進化に努めるとともに、データセンターで求められる環境最適化技術を加え、人と地球に優しいIT基盤をグローバルに展開することを宣言している。

今回の講演では、このような情報システムやデータセンターにおける課題に対するNECの取り組みや先進技術を、NEC執行役員常務の丸山好一氏が紹介した。また、ゲストとしてアナウンサーの中井美穂氏と、日経BP社『日経コンピュータ』編集長の桔梗原富夫氏が招かれた。

講演のようす - 右から中井氏、丸山氏、桔梗原氏