Project Vineは9日、Vine Linux次期バージョンのリリース候補第1版「Vine Linux 4.2 rc1」を公開した。動作環境はIntel x86、1枚のCD-ROMイメージとして配布される。問題が見つからない場合には、10日前後で正式版がリリースされる予定。

Vine Linux 4.2では、バージョン2.6.16ベースのLinuxカーネルを採用。nVidia nForce用イーサネットドライバの最新版「forcedeth 0.60」、Intel i810用グラフィックドライバ「agpgart/intel-agp」など、統合チップセット用のカーネル組み込みドライバが更新されている。オープンソース版ATI Radeon HDグラフィックドライバも収録、X.Org X11のサポートも強化された。ほかにも、Firefox 2.0.0.11など、最新のオープンソースソフトウェアが多数収録されている。