エバーグリーンは、HDMIセレクター「EG-HDMI400」「EG-HDMI402」を、プリンストンテクノロジーは、同「PHM-SW3」を発表した。

最近発売されているハイビジョンテレビでは、HDMI入力端子を3系統程度備えているモデルが多い。しかし、2005年あたりに発売されたテレビでは、HDMI入力端子は1系統というモデルも少なくない。また、PC用のモニターや液晶プロジェクターなどでは、HDMI入力端子は1系統というケースが多い。現在、HDMI入力端子に接続されるものは、レコーダーやプレーヤー、ハイビジョンムービー、ゲーム機などが増えてきているが、端子が背面にあることが多く、いちいち抜き差しするのはなかなか面倒だ。そこで活躍するのがHDMIセレクターということになる。

エバーグリーンは、HDMIセレクター「EG-HDMI400」「EG-HDMI402」を発売した。同社のショッピングサイト「上海問屋」での販売価格は、EG-HDMI400が1万4,980円、EG-HDMI402が2万9,980円となっている。

エバーグリーンの「EG-HDMI400」。4入力/1出力

同じくエバーグリーンのEG-HDMI402。4入力/2出力

EG-HDMI400は4入力/1出力のセレクターで、EG-HDMI402は4入力/2出力のセレクターだ。ともにHDMI(V.1.3、deep color)に対応している。また、EG-HDMI402では、1台の機器からの入力を2台の機器に分配することも可能だ。

プリンストンテクノロジーの「PHM-SW3」。3入力/1出力だが、薄型で、ケーブルも付属する

プリンストンテクノロジーもHDMIセレクター「PHM-SW3」を発表した。発売は12月中旬を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は1万6,800円前後。

PHM-SW3は3入力/1出力のセレクターで、HDMI(V.1.3、Deep Color、x.v.Color)に対応する。特徴となっているのが、約16mmという筐体の薄さで、ビデオラックの隙間などに収納可能だ。また、パッケージには長さ1mのHDMIケーブル2本も付属する(本体同様Deep Color、x.v.Colorに対応するHigh-speed Cable)。