The Codehaus、the Groovy development teamおよびG2Oneは2日(米国時間)、開発版Groovyの最新版となる「Groovy 1.1 RC2」を公開した。

Groovyは、Javaで開発された、Java仮想マシン上で動作するスクリプト言語(「JSR 241: The Groovy Programming Language」に準拠)。Javaとよく似た文法を持ち、ダイナミックなシェルスクリプトからWebアプリケーションシステムの開発まで幅広く対応している。

RC2はバグ修正に焦点を絞ったリリース。ほかにも新しいアイコンツールバーやインタラクティブシェルとの動作を改善したSwingコンソール、XMLハンドリング機能などが新しくなっている。またパフォーマンスの改善も実施されており、非公式なベンチマークの結果ではGrailsの動作速度がRC1と比べて40%向上したという。Groovy 1.1の正式版は数週間後にはリリースされる見通しだ。