W3Cは29日(フランス時間)、「XForms 1.0 (Third Edition)」をW3C Recommendationとして公開した。Third EditionではXFormsプロセッサの実装で明かになった点やSecond Editionに寄せられた訂正、実装者のフィードバックなどが反映されている。同規約に関係しているデベロッパはThird Editionへの対応を検討されたい。

XFormsはトラディッショナルなXHTMLフォームを「XFormsモデル」「インスタンスデータ」「ユーザインタフェース」の3つに分割して表現。そうすることでコンテンツとプレゼンテーションの分離を促進し、再利用向上を図っている。また強い型付けの実現、サーバクライアント間の通信データ量の削減、デバイス依存性の排除、スクリプト記述必要性の排除なども目的とされている。XFormsはそれ単体で独立して使うのではなく、SVGやXHTMLとともに活用することが前提とされる。