10月2日から6日までの5日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で情報・通信・映像産業の総合展示会「CEATEC JAPAN 2007」が開催された。主催は電子情報技術産業協会、情報通信ネットワーク産業協会、コンピュータソフトウェア協会で構成されたCEATEC JAPAN 実施協議会。今回で8回目の開催となる本展示会の出展者数は過去最多となった895社/団体、来場者数は20万5,859名にも上った。

「CEATEC JAPAN 2007」の会場内の風景

会場内は出展製品に応じ、家電製品やモバイル製品、ホームネットワークなどの一般消費者向け製品および産業用機器やネットワークコンピューティングなどの企業向け製品を展示した「デジタルネットワークステージ」と、半導体や表示デバイスなどの部品・製造技術などを展示した「電子部品・デバイス&装置ステージ」の2つの展示カテゴリに区分されていた。

本稿ではCEATEC JAPAN 2007について、組み込み分野の展示を中心にレポートする。

会場の入り口付近では、綜合警備保障の「ガードロボ」が会場案内を行っていた

小型のCMOSカメラモジュール - SMK

SMKのブースでは、携帯電話、PDA、Webカメラなどの用途で使う小型のCMOSカメラモジュール「M94」の展示を行っていた。

本モジュールのサイズは4.5×4.5×2.2mm。イメージフォーマットはVGA(640×480ピクセル)、水平画角は53°、F値は2.9となっている。I2Cバスで内部レジスタの設定が可能で、低照度での撮像特性に優れているという。

また、同ブースでは、参考出品としてVGAフォーマット、水平画角140°F値 2.8の広角レンズの展示も行っていた。

小型のCMOSカメラモジュール「M94」- サイズは4.5×4.5×2.2mm

広角のCMOSカメラモジュール「M100」(参考出品)