トンネルウォークや車両基地見学など、鉄道会社は様々なイベントを開催している。普段は見ることのできない施設を一般に公開することも多い鉄道イベント。ここには、特に注目すべき鉄道イベントのレポートや告知記事を集めた。
東京・国立にある鉄道総合技術研究所は9月4日と5日、「鉄道総研技術フォーラム 2008 ─環境と調和した鉄道を目指して―」を開催した。同イベントでは、鉄道総研が進めている技術開発・研究テーマを、講演会・テーマ展示・実験設備の見学ツアー・開発成果等の紹介という4つのカテゴリーに分けて公開。普段は入ることができない鉄道総研の所内一部を無料開放するとあって、両日とも多くの人でにぎわった。
6月14日に、和光市から渋谷を結ぶ東京メトロの新しい路線「副都心線」(路線記号: F)が開業した。そして開業を直前に控えた同月10日には、マスコミ向け試乗会が開催された。ここでは、同試乗会で乗った新型車両10000系の中で発見・妄想(!?)したことをレポートしていく。
横浜市交通局は3月30日、中山~日吉間(13.0km)を結ぶ横浜市営地下鉄グリーンラインを開業した。横浜北部の足となり、東京や横浜へのアクセス向上を期待されている地下鉄だ。今回は、開業に先駆けて同月29日に行われた試乗会に参加し、沿線事情や車両周辺の話題も織り交ぜてレポートする。
東京メトロはこのほど、2008年6月開業の副都心線のトンネルを歩く「地下鉄開通80周年記念 副都心線トンネルウォーク」を開催した。副都心線池袋 - 渋谷間のうち、新宿三丁目駅から東新宿駅間を歩く内容で、なんと3,000通を超える応募があったとのこと。その中から幸運にもイベントに参加することができた80組160名と共に、私も往復約2.5kmの道のりを歩くこととなった。道中、「え~っ!? 」と驚く地下鉄の意外な事実を発見した同イベントをレポートしよう。
小田急電鉄はこのほど、同社の海老名駅付近にて毎年恒例の「ファミリー鉄道展」を2日にわたって開催した。同イベントは1999年から続いており、2007年は小田急電鉄80周年、初代ロマンスカー誕生から50周年という節目にあたり、小田急グループの総力を挙げて取り組んだイベントになった。特に鉄道ファンにとっては、「来年から走り始める地下鉄対応ロマンスカー60000形が初の一般公開」「保管車庫で厳重管理されている初代ロマンスカー3000形も屋外展示」など魅力的な内容だった。楽しさ満載のイベントの様子を報告しよう。