Sundogは27日(米国時間)、LiquiBaseの最新版となる「LiquiBase 1.3」を公開した。LiquiBaseはJavaで開発されたデータベースの変更追跡やマネージメントを実施するためのデータベースライブラリ。データベースに依存しないライブラリで、データベースの変更や管理、トラッキングなどを実現できる。プロダクトはGNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.1のもとでオープンソースソフトウェアとして公開されている。

LiquiBase 1.3は機能の追加が実施されたアップデートリリース。細かに機能が追加されているほか、リファクタリングを実施した結果、いくつかの要素におけるパラメータの指定方法が変更されている。Java 6サポートが追加された点も注目される。アップグレードは基本的にJARファイルを置き換えるだけでいいが、リリースノートを十分チェックしてから作業を実施されたい。

LiquiBaseはもともと同社によってSundog Database Refactoring Toolという名前で提供されていた。0.8を公開する時点で名称を現在のLiquiBaseへ変更している。