東京・秋葉原の「ROBOSPOT」にて26日、ロボットサッカー大会「第6回KONDO CUP」が開催された。1チーム3体の2足歩行ロボットで争われる競技で、今大会には計9チームが参加、熱戦が繰り広げられた。

試合の解説は、近藤博俊・近藤科学社長(左)と、ROBO-ONEでもお馴染みの先川原正浩・fuRo室長(中央)

KONDO CUPには、近藤科学が発売しているKHRシリーズのみ参加できる「KHRクラス」と、同社製のサーボモーター使用機であれば参加可能な「オープンクラス」の2種類があり、6回目となる今大会では、KHRクラスに3チーム、オープンクラスに6チームのエントリーがあった(個人で参加している場合には、主催者側でチーム分けを行う)。

前大会まで5連覇を達成していた「RFCバンブーブリッジ」がオープンクラスに転向したため、王者不在となったKHRクラスでは、「ミステイクス」(ダース・ホリホリ氏、ホリパパ氏、イガア氏)が2勝0敗で優勝、新王者となった。ミステイクスは前大会でRFCバンブーブリッジに唯一"負けなかった"チームで(0-0の引き分け)、今回も堅実な試合運びを見せていた。

リーグ戦で2位が決まらず、PK戦での決着となったKHRクラス

優勝したのは「ミステイクス」。2試合とも1-0の勝利だった

6チームが参加したオープンクラスは2つのリーグで予選が行われ、Aリーグの1位「五川会」(IKETOM氏、くまま氏、神・吉村氏)とBリーグ1位の「トリニティ」(くぱぱ氏、吉田氏、えまのん氏)で決勝が争われた。この試合ではトリニティが勝利、第3回大会(2月12日)以来2回目の優勝を飾った。これまで、同クラスでは「ロボット野郎Aチーム」と「エスプレッソスギウラ」が2回ずつ優勝しており、トリニティも並んだ。

決勝戦。エース・クロムキッド(緑色)が活躍した「トリニティ」が勝利

「トリニティ」のくぱぱ氏、吉田氏、えまのん氏(右から)。2回目の優勝

今後、KONDO CUPは10月に第7回、12月に第8回大会が開催される予定。