LinuxベンダのXandrosは、Microsoftとメールメッセージングに関し協力する方針を明らかにした。両社は広範な業務提携を6月に結んでおり、今回の発表により提携関係は強化される。

今回発表された提携の内容は、メールメッセージング技術に関するもの。Xandrosは、MicrosoftからExchange ActiveSyncプロトコルとOutlook Exchange Transportプロトコルのライセンスを供与されることで、7月にXandrosが買収したグループウェア「Scalix」の機能強化を図る。具体的には、Microsoft Exchange ServerなどMicrosoftのプロトコルを使用するメールサーバ/クライアントと、Scalixの中核コンポーネントであるScalix Mail Serverが、ネットワークを経由しデータの同期などを行えるようになる。