デジタルアーツは31日、企業向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER」および付属の無償レポーティングツール「i-FILTER Reporter」、有償ログ検索ツール「i-FILTER Log Search」のバージョンアップを発表、8月20日に出荷を開始する。

i-FILTERは企業の情報漏洩対策とWeb有効活用のためのソフトウェア。今回バージョンアップされた「i-FILTER Ver.6.20」は、内部統制強化の流れに伴い、国産Webフィルタリングソフト初となる「アクセスログ改竄検知機能(改竄の有無をログ自身に記録する機能)※」が追加されている。また、掲示板やショッピングサイトなどURLパラメータをもつサイトに関してフィルタリング精度を強化した「イメージ検索機能」の拡張や、ユーザが指定したURLがブロックされるとリアルタイムで管理者にメール通知する「モニタ機能」も実現している。

※ 同機能を利用するには「i-FILTER Log Search Ver.2.20」が必要

同時にバージョンアップとなった「i-FILTER Reporter Ver.4.20」では、レポーティング機能の向上による集計時間の大幅短縮や操作画面のユーザインタフェースの改善がなされており、より効率よくログ管理を行うことが可能になっている。

価格はi-FILTERが10ライセンス/初年度6万8,000円(税抜)から、i-FILTER Log Searchが10ライセンス/初年度1万円(税抜)から。なお、前バージョンのi-FILTERユーザは無償でバージョンアップが可能。販売見込みは今後1年間で約15億円としている。

大幅な機能強化がなされた「i-FILTER」