Mozilla Foundationは19日(米国時間)、メール/ニュースクライアントソフト「Thunderbird 2.0.0.5」をリリースした。対応プラットフォームはWindowsとLinux、およびMac OS Xの3種。日本語を含む35の言語に対応したバイナリパッケージが提供される。

今回のリリースは、セキュリティ目的のメンテナンスリリースという位置づけ。Mozillaセキュリティアドバイザリの報告によれば、メモリ破壊の形跡が確認されたクラッシュ(MFSA 2007-18)と、Internet Explorer経由で起動されることによるリモートコード実行の脆弱性(MFSA 2007-23)の2件が修復された。2件の危険度は、重要度が最高ランクの「Critical」に分類されている。