阪急交通社は18日、日中国交正常化35周年を記念した海外旅行商品「貴州友好モニターと上海4泊5日の旅」を発売する。ツアー参加者は上海で市内観光が楽しめるほか、友好親善モニターとして中国西南部・貴州省で行われる「友好歓迎宴」や「『友好桜画』贈呈除幕式」へ出席し、帰国後、同社へ式などの感想を提供するという。

『友好桜画』の製作は、2007年春に訪中団が日中友好のシンボルとして貴州の地に桜の苗を植樹したことがきっかけ。その際、「桜」を題材に活動している芸術家の石塚健氏が植樹した桜の木の20年後をイメージし、「友好桜画」の製作を開始した。贈呈除幕式はそうした背景の中、同画の完成を記念して開催される。

貴重な体験ができる「貴州友好モニターと上海4泊5日の旅」

そのほか貴州省では、アジア最大級の滝と言われる「黄果樹瀑布」や「青岩古鎮」など観光名称を見物する時間も用意されている。

同ツアーの出発日は9月12日、13日の2日間(ともに成田空港発)。募集人数は各日40名限定で、料金は12万8,000円(2名1室利用時の1名料金)となる。「モニター協力をしていただくので、通常のツアーより安めの料金設定になっております」(同社広報担当)としている。