アイマトリックスは10日、オンデマンド方式のリアルタイム アンチスパム技術を搭載したアプライアンスサーバ「マトリックススキャン APEX」の販売を25日に開始すると発表した。同時に日本初のスパム検出センター「APEXセンター」を国内に開設、安定したスパム防御の実現を目指す。

同製品に搭載されている「リアルタイム アンチスパム技術」は、同社が独自開発したオンデマンド方式のスパムソリューション。データ更新のタイムラグがないクエリー方式と異なり、スパム検出・判定およびアルゴリズムの同期・更新を同時に実現することが可能。このため、「他社製品を大きく凌駕する性能を発揮する」(同社)という。また、検出・判定機能の最適分散化により、スパムの進化に対して検出・判定アルゴリズム、システムリソース等を随時に強化・拡張することが可能で、将来にわたって対応することができる。

価格は中小企業向けモデルが59万8000円から。同社は同製品でもって今年中にユーザ数換算で500万人以上の新規顧客獲得を見込んでいる。