27日(フランス時間)、Sendmail Analyzerの最新版となる「Sendmail Analyzer 3.0」が公開された。Sendmail AnalyzerはPerlで開発されたsendmail利用統計報告ツール。sendmailの利用統計を分析し、グラフを含んだHTMLドキュメントを生成する。

整理される情報はインバウンド、アウトバウンド、大規模メッセージ、送信者、受信者、リプレイ、ドメイン、mailbox利用状況などの統計情報。CGIを使ってビューを表示させることができるほか、cronと併用して1時間ごと、1日ごと、1ヶ月ごと、1年ごとといった形での自動生成が可能。

3.0は以前のバージョンである2.x系を完全に書き直したもの。処理速度が向上しているほか、消費するリソースや報告書の内容などが改善されている。プロダクト自身はPerlと同じライセンスのもとフリーソフトウェアとして公開されている。